TVer（ティーバー）の2023年7月の月間ユーザー数（※1）が、2,830万MUB（※2）と過去最高記録をさらに更新したことがわかった。

TVerは、昨年10月以降、MUBの最高新記録更新がこれで6回目（今年に限っても4回目）となり、快進撃が続いている。2022年10月に2,317万MUBと初めて2,000万MUBを突破、さらに同年12月には2,500万MUBに到達。今年1月には2,700万MUBを超え、3月にも新記録を更新、さらに5月には2,800万MUB超えを記録。そしてこの7月2,830万MUBに到達し新たな最高記録となった。

■コネクテッドTVでのユーザー数・視聴数が堅調に伸長

継続成長の要因として、コネクテッドTVでのユーザー数・視聴数の増加が挙げられる。ユーザー数は前年同月比154.5%、再生数は179.3%の伸びを示しており、これに加えて、2023年は新たに、ハイセンス（2022年・2023年発売モデル）、LG（2020年～2023年発売モデル）、レグザ（2020年・2021年モデル）のテレビに対応し、TVerが利用できるテレビデバイスがもますます拡大している。（※3）

【関連動画】TVerCOO蜷川新治郎氏出演のTVer紹介動画（レグザ公式YouTubeチャンネルより）

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■コンテンツの再生数・視聴時間の増加

今年8月9日に、株式会社TVerは、2023年4-6月の番組再生数ランキングトップ20を発表。この期の特徴として、ドラマ1-3話までの据え置き配信（※ドラマ1-3話までを最終話まで配信し続けている番組）を行った番組数が増加した影響などから、ドラマ6作品が総再生数2,000万回以上を記録した。ちなみに、フジテレビの木曜劇場『あなたがしてくれなくても』が5,481万回で1位、TBSテレビの火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』が3,589万回で2位あった。

【参照】TVer、2023年4-6月の番組再生数ランキングトップ20を発表！第1位は『あなして』5,480万回再生超

同社が22年に発表した「1-3月期 総合番組再生数ランキング」を見てみると、フジテレビの月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』が3,384万回で1位、TBSテレビの金曜ドラマ『妻、小学生になる。』が1,637万回で2位であったことから、再生回数はかなりベースアップされたことが見てとれる。

【参照】TVer【2022年1-3月期】番組再生数ランキングを発表 1位はフジテレビ『ミステリと言う勿れ』

またドラマの再生回数だけでなく、バラエティ番組においても視聴数も堅調に伸びている。8月16日に発表されたリリースによると、『水曜日のダウンタウン』がTVerで配信された番組として、初の累計1億回を突破したことも大きな話題となった。

【参照】TVer初、累計1億再生突破！『水ダウ』2020年12月の配信開始から約2年半で達成

再生回数の好調はさることながら、これに伴い視聴時間においても、8月15日の再生数が、単日で13,543,792と過去最高を更新したことがわかった。サービス開始以来、右肩上がりに成長を続け、存在感も増し続けているTVer。今後の動向にも注目だ。

※1：TVer 単体のVOD・リアルタイム配信・追っかけ再生およびSP LIVEを合計した動画再生数（ビデオリサーチにて算出）
※2：TVerサービス全体のMonthly Unique Browsers（月間ユニークブラウザ数）
※3：視聴可能な環境は下記ページより
　　https://help.tver.jp/hc/ja/articles/222120868