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2,800万MUBを突破し成長続くTVerの現状!ローカルでの視聴も加速し成長の勢いは全国へ拡大

編集部 2023/7/18 17:00

2015年の開始以来、再生数、ユーザー数ともに過去最高記録を更新し続け、右肩上がりの成長を続けている民放公式テレビ配信サービス「TVer」。今年5月には月間再生数が3.5億回の大台を突破するなど、その成長スピードを加速させ続けている。

本記事では、2023年4月27日に開催された株式会社TVer(以下、TVer社)のオンラインカンファレンスイベント『TVer Biz Conference 2023』より、TVerのサービス現状を紹介。成長の様子とそれを支えるさまざまな要素を振り返りながら、TVerにおける「見られ方」のトレンドをまとめる。

■月間再生数は3億5877万回を突破し、なおも右肩上がり。M1層の増加が顕著に

2023年3月にTVer月間再生数は3億2000万回を突破。MUB(月間ユニークブラウザ)も2700万を突破。同年5月には、月間動画再生数が3億5,877万回(前年同月比約1.8倍)、月間ユーザー数も2,800万MUBとわずか2か月で過去最高記録を更新した。

アプリのダウンロード数も4月に6000万回を超え、堅調な右肩上がりを継続している。

ドラマ・バラエティに加え、最近はアニメコンテンツの人気も徐々に伸長。直近ではスポーツのライブ配信数増加を受け、M1(男性20~34歳)層のユーザーが増加傾向にある。

■ユーザー増を支えるリアルタイム配信。番組を「いま見たい」ニーズに応える

特にユーザー増に大きく寄与しているのが、2022年4月よりスタートした在京キー局5系列によるGP帯リアルタイム配信だ。同年7月には安倍晋三元首相銃撃事件の各局報道特番が配信されたほか、10月にはプロ野球日本シリーズでTVer初となる全試合リアルタイム配信を実施。年末年始のスポーツ・バラエティ特番の配信も注目を集めた。

昨年10月期のフジテレビ系ドラマ『silent』では、地上波オンエアと同時に行われたリアルタイム配信を視聴しながらSNSで感想をつぶやきあうコミュニケーションが活発に行われ、話題となった。スマートフォンの浸透によってあらゆる場所がコンテンツの視聴場所となり、それによって生まれた「場所を選ばず、いま見たい」という視聴者ニーズにリアルタイム配信が応えているかたちだ。

同時期にスタートした「TVer ID」では、複数のデバイス間を横断して番組の追っかけ再生やお気に入り登録も可能に。こちらもリアルタイム配信における視聴習慣との相乗効果を生み、登録数の増加につながっている。

■東京以上にTVerが見られている?! データで明らかになった「ローカルの盛り上がり」

ネットに接続されたテレビ「コネクテッドTV」を経由してTVerを視聴する割合も、この1年でさらに急増。TVer全体におけるデバイスごとの再生比率のうち、コネクテッドTVの占める割合は2022年から2023年にかけて24%→31%と成長し、3割の大台に達した。

かねてよりTVerではリモコンへの「TVerボタン」搭載を進めてきたが、2023年4月からはAmazonのストリーミングデバイス「Fire TV」のリモコンにも「TVerボタン」が搭載。テレビデバイスにおけるTVerへのアクセス環境がより身近なものとなり、「テレビ番組を見るための手段」として定着してきている。

さらに、視聴データからは興味深い事実も。コネクテッドTVでの視聴においては、東京に比べ、東京以外の地域からの視聴が格段に高い水準を記録していることがわかった。1人あたりの平均視聴エピソード数においても、四国エリアで関東地方よりも13〜15%ほど高い水準を記録するなど、ローカルエリアでの急速な浸透、盛り上がりが明らかとなった。

テレビのコンテンツクオリティとリーチ力、そしてネット配信のアクセス性、ターゲティング性の両方を併せ持つTVer。サービス開始以来、その強みは顕在化し続けており、存在感を増し続けている。

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