博報堂DYMP、地上波CMとコネクテッドTV広告の統合運用を実現する「Tele-Digi AaaS for CTV」を提供開始
編集部 2023/7/13 09:00
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(本社:東京都港区、以下 博報堂DYメディアパートナーズ)は、Google社が保有する配信ソリューションと連携し(※1)、地上波CMとコネクテッドTV広告を統合モニタリングする「Tele-Digi AaaS for CTV」の提供を開始する。これにより、テレビデバイス上での動画広告運用の最適化を実現する。
博報堂DYメディアパートナーズは、広告メディアビジネスのデジタルトランスフォーメーションを果たす次世代型モデル「AaaS」(※2)を提唱し、広告主の広告効果最適化を通して事業成長に貢献するソリューション群を提供している。“Tele-Digi AaaS”は、テレビとデジタル(テレデジ)を統合的に管理し、効果的・効率的に運用するソリューションである。
コネクテッドTV(インターネット回線に接続されたテレビデバイス)の急速な普及によりテレビデバイス上での動画配信サービスの視聴が伸び、放送と通信の融合が進んでいる。それに伴い、動画配信面に流れるコネクテッドTV広告も需要が拡大し、生活者に広告を到達させるための重要なタッチポイントになってきている。
「Tele-Digi AaaS for CTV」では、地上波CMとコネクテッドTV広告をインプレッションで統合し常時モニタリング、性別年齢・配信エリア・メディア区分での効果比較を即座に実施することが可能だ。これにより従来困難だったテレビデバイス上での放送と通信を融合した動画広告運用の最適化が可能となる。(図1)
このソリューションは既に、複数社を対象とした試験導入を行っており、博報堂DYメディアパートナーズのAaaSコンサルタントが並走することで、ターゲットへの広告の到達をコントロールできることが確認できている。また、今後もモニタリング指標や分析機能のアップデートを順次実施していく予定だ。
(※1)Google社が保有するDisplay & Video 360及びCampaign Manager 360
(※2) 広告業界で長らく続いてきた「広告枠の取引」によるビジネス(いわゆる「予約型」)から「広告効果の最大化」によるビジネス(いわゆる「運用型」)への転換を見据えた、博報堂DYメディアパートナーズが提唱する広告メディアビジネスのデジタルトランスフォーメーションを果たす次世代型モデル<AaaSは博報堂DYメディアパートナーズの登録商標>