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OHKとコノヒトカンが連携協力協定を締結 SDGs達成に向け双方の資源を有効活用

編集部 2023/6/28 18:30

岡山放送株式会社(本社:岡山市北区下石井2丁目10-12、以下OHK)と一般社団法人コノヒトカン(岡山県倉敷市笹沖1240-3、以下コノヒトカン)は、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた事業実施及び情報発信に関する連携協力協定を6月23日に締結した。

本協定では、SDGs達成に向け双方の資源を有効活用し、連携・協力して事業の実施及び情報の発信をすることにより、SDGsの普及啓発をはじめ、より一層の推進を図ることを目的としている。

同日、OHKまちなかスタジオミルンにて調印式が開催され、コノヒトカン三好千尋代表理事とOHK 中静敬一郎社長が協定書に署名を行った。

具体的な協力内容は、

1)双方で行うSDGsの達成に向けた取り組みに関すること
2)地域を巻き込んだSDGs達成に関する取り組みに関すること
3)相互のプラットフォームを活用した国内外へのSDGsに関する発信
4)その他両者間で必要と認めるSDGsの普及啓発および達成に向けた取り組みに関すること

以上4点について、相互に連携して情報発信を行っていく。

コノヒトカンは、2020年からホテルや飲食店で廃棄される食材を利用した缶詰「コノヒトカン」を、児童養護施設や子ども食堂などの貧困問題に取り組む施設へ提供する活動を行っていて、フードロスと貧困の2つの社会課題に“缶詰”でアプローチしている。持続可能な活動を目指し、支援企業を募り、缶詰のパッケージに企業名やロゴマークを入れる取組も行っている。また昨年には岡山県内の高校生らによるコノヒトカンの活用のためのアイデアコンテストを開催し、県内15校の高校が参加した。

OHKはこれらの取組について広く周知するための情報発信を行うとともに、さまざまな方に情報を届けるために、OHKが開発するユニバーサル動画提供システム「シュワQ」のソリューションを提供する予定。

コノヒトカンの三好代表は「共通の目標に向けて知識を共有し、連携して活動を進めたい」とコメントし、放送局との連携に期待を寄せた。OHKは、持続可能な開発目標(SDGs17のゴール達成に向け、地域社会の課題解決に対して、今後も積極的に役割を果たしている。