動画配信クラウドサービスの大手プロバイダーであるBrightcove Inc.は、2023年3月7日（現地時間）メディア企業がコンテンツの収益性を高めるために設計された新しいサービス「Brightcove Ad Monetization」の開始を発表。また、このサービスを補完するために、メディア企業をサポートし、広告戦略と収益の最大化を支援するグローバル広告オペレーション チームを新たに設立した。

ブライトコーブのCEO・Marc DeBevoise は、「広告付きストリーミングは、当社が長年サポートしてきた急成長中の数十億ドル規模のビジネスです。『Brightcove Ad Monetization』は、メディア企業の大切なパートナーとして、動画コンテンツのパワーアップ、広告戦略の最適化、そして今回初めて、広告収益の真の向上と最大化のために、最高の製品とサービスを提供するという当社の取り組みをさらに拡大します」と述べている。

「Brightcove Ad Monetization」は、ブライトコーブが最近発表した、世界最大の独立系セルサイド広告プラットフォームである「Magnite」との戦略的パートナーシップを基盤としている。「Magnite」と「SpringServe」の統合により、ブライトコーブは、メディア企業が広告戦略からさらなる収益を得るためのエンドツーエンド ソリューションを備えた広告マネタイズ サービスを提供することになる。

「Brightcove Ad Monetization」は、メディア企業が実用的なインサイトを用いて、広告から最大かつ測定可能なリターンを実現することを支援。このソリューションは、売れ残った広告在庫を埋めて収益を増やすための歩留まり最適化の改善により、ライブおよびビデオ オン デマンド （VOD）コンテンツの収益化をサポートする。このソリューションには、Web プレーヤ、iOS、Android、コネクテッド TV プラットフォーム向けのクライアントサイド広告挿入（CSAI）およびサーバサイド広告挿入（SSAI）機能が含まれている。

また、「Brightcove Ad Monetization」は、「Google Ad Manager」や「FreeWheel」など、独立した既存の広告サーバーにシームレスに統合される。

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