広島テレビ放送株式会社（本社：広島市東区）は、広島市教育委員会の協力を得て『広島テレビ平和教材』の海外版を作成し、6,400以上の都市が加盟する平和首長会議を通じて世界に発信していくことを発表した。

昨年6月に完成した国内向け教材の中から、被爆の実相を伝える原爆資料館のリニューアル（2019年）を扱った教材を、海外の方にもわかりやすいように再編集したもの。ロシアによるウクライナ侵攻で核兵器の使用が取りざたされ5月にG7広島サミットが予定される今こそ、広島テレビ制作のドキュメンタリーを海外の教育現場にも届けたいと考え、世界の都市に教材の活用を呼びかけるため、松井一實広島市長が会長を務める「平和首長会議」に協力を依頼。今月末、「平和首長会議」を通じて、6,400以上の加盟都市に『広島テレビ平和教材・海外向けページ』 の情報をリリースしたという。

■『広島テレビ平和教材 ・海外 向け ページ 』について
2019年に制作したドキュメンタリー『原爆資料館～ヒロシマを遺す～』に英語のナレーションを付けて15分に再編集。英文の解説と授業の展開例をと合わせて、広島テレビのホームページで公開している。閲覧制限はありません。
https://www.htv.jp/peacelearn/index.html