メ~テレ、東芝の購買統計データ分析サービス「Data flip™」を導入
編集部 2023/1/20 10:00
メ~テレ(名古屋テレビ放送株式会社 本社 愛知県名古屋市、代表取締役社長 狩野隆也)は、2022年12月から東芝データ株式会社(本社 東京都港区、代表取締役、CEO 北川浩昭、以下「東芝データ」)のサブスク型の購買統計データ分析サービス「Data flip™」の導入を開始。
■導入の背景
2022年10月にサービスを開始した「Data flip™」は、東芝グループの電子レシートサービス「スマートレシート®」から得られる購買データを統計化し、実店舗における消費行動パターンを閲覧・分析できるサブスク型の購買統計データ分析ツールだ。
メ~テレは、「広告効果の可視化」へ向けいち早く導入した。これまでのテレビCMにおける広告効果測定の曖昧な指標を、実店舗における購買統計データから紐解くことで、次の広告企画を行うときの検討材料にし、商品のターゲットを明確化するのに活用している。
■テレビ局の課題
かつてのテレビCMは効果測定の指標が曖昧で、いい番組をつくる、そうすればより多くの人が観る、必然的にそのCM枠のニーズも高くなる。そんな考え方がテレビ業界の主流だったとのこと。しかし近年では、Web CMなどのデジタル広告の出現により、どれくらいクリックされた、どれくらいが商品購入へつながった、と全て数字で表すことができるようになったため、同じような広告効果の可視化が、テレビにも求められるようになってきている。
■「Data flip™」で出来る支援について
「Data flip™」は、前日までの購買実績を即座にブラウザ上で閲覧することができ、指定商品の購買状況や競合商品のシェア推移の把握など、流通チャネルの垣根を超えた消費行動の変化をタイムリーに捉えることができるので、テレビCM、新聞広告などの企業プロモーションの効果測定などに役立てることが可能。
東芝データは、これまで購買統計データ活用実績として各種メディアや広告代理店向けに、特定商品の広告投下前後の購買動向把握や広告効果の検証結果をまとめたレポーティングサービスを行ってきた。インターネット広告が勢いを増す昨今において、マス広告における集客・実売への効果の可視化は必然的に求められはじめている。
「Data flip™」を活用することで「スマートレシート®」から得られる実店舗でどんな人が・いつ・どこで・何を・いくらで・いくつ購入したのかといったレシートデータに基づいた膨大な購買統計データから、利用者自らメーカーや商品を指定し、その前日までの実績を即座に閲覧することが可能になる。