岡山放送株式会社（本社：岡山市北区下石井二丁目10-12 、以下OHK）は、来春開催予定の「ユニバーサル・ミュージアムーさわる！“触”の大博覧会」岡山巡回展に先立ち、OHKが本社を置く杜の街グレース内へ出展作品の一部を展示するプレイベントを9月23日から開始している。開幕から3日間ですでに来場者が1,000人を超え、大きな関心が寄せられているという。

「ユニバーサル・ミュージアムーさわる！“触”の大博覧会」は、昨年秋、国立民族学博物館で特別展として開催され、来春岡山で初の巡回展示を予定。展覧会のタイトルの通り、会場内のすべての展示品を触ることができ、視覚以外の感覚で作品を鑑賞することができる。「ユニバーサル・ミュージアム（誰もが楽しめる博物館）」として、年齢や性別、視覚障害の有無に拘らず、思い思いに作品に触れ、作品との対話や新たな鑑賞法が体験できる。

OHKでは、これまで約30年にわたる手話放送活動をはじめ、ゼロバリアな（障壁のない）社会の実現を目指して取り組みを推進。本展覧会の開催を通じて、単なる障害者対応、弱者支援ではない、ユニバーサル（普遍的）な体験を来場者へ提供していくとともに、感覚の多様性への気付きと多様性を尊重する社会の築きに繋がっていくことを目指している。

プレ展示イベントでは、ユニバーサルな体験を、ひと足早くより多くの人に届けようと、多種多様な素材と方法で「触」を体験できる作品群の中から、約20点の作品を展示している。
 

【開催概要】
■タイトル巡回展「ユニバーサル・ミュージアムーさわる！“触”の大博覧会」岡山巡回展プレ展示
■開催日時2022年9月23日（祝・金）～10月23日（日）10:00～17:00
■会場杜の街グレースOFFICE SQUARE ANNEX 2階
■入場料無料
■主催OHK岡山放送
■企画協力広瀬浩二郎（国立民俗学博物館准教授）
■協力株式会社両備ホールディングス
■展示作品三木製作所（さわれる立体地図2点）、片山博詞（ヒトの彫刻２点）、北川太郎（石の彫刻２点）、冨⾧敦也（石の作品４点+記録映像）、大塚オーミ陶業(株)、（陶板名画３点）、渡辺泰幸（土の音具数点）、岡本高幸（体験型の古墳型の彫刻）

【関連イベント】
■内容ワークショップ
世界はさわらないとわからないー「ユニバーサル・ミュージアム」とは何か
■開催日時2022年10月10日（祝・月）①11:00～12：00 ②14:00～15:00
■会場OHK本社10階会議室（杜の街グレースオフィススクエア）
■講師広瀬浩二郎（国立民俗学博物館准教授）
■定員各回16名(小学3年生以上）
■内容世界各地の玩具・楽器などに実際に触れながら、「ユニバーサル＝誰もが楽しめる」の意味を参加者とともに考える体感型ワークショップ。コロナ禍を吹き飛ばす「触発力」を岡山から全国へ！
■参加方法要事前申し込み　
　https://www.ohk.co.jp/index.cgi?c=form_contents-1&form_contents_pk=339