中京テレビ『24時間テレビ』メタバース会場、2日間で3,600人を超える来場者を記録
編集部 2022/8/31 18:45
中京テレビ放送株式会社(本社:名古屋市中村区)は、8月27日から放送された『24時間テレビ45』にて、オンライン上の仮想空間メタバース会場を開催し、2日間で3,600人を超える来場者数を記録した。空間内の募金箱から遷移するキャッシュレス募金サイトには来場者の約3割がアクセス。年齢、性別、障がいの有無などの違いを超えた交流、さらに地上波と連動したメタバースイベントの可能性を提示することができた。
メタバース空間から募金
空間内には募金箱にデザインされたバナーを複数設置。クリックすると「キャッスレス募金」のサイトへ遷移するようになっており、来場者に協力を募った。
地上波と同時開催
中京テレビ24時間テレビのチャリティパーソナリティが放送終了直前に「この後はメタバース会場へお越しください」と呼びかけ、数分後にはメタバース会場へ登場。地上波からメタバース会場への動線を設計した。視聴者には、メタバース会場へアクセスできるQRコードを番組テロップに掲載。スマホやタブレットで読み込むと来場できるようにした。
年齢、性別、障がいの有無などの違いを超えた来場者とスタッフの交流
すべての参加者がフラットになるメタバース空間。それは来場者だけでなく、働くスタッフも同じだ。今回、合計約80人の運営スタッフがアバターとなり「声」や「チャット」でご案内。会場のガイドをはじめ、たわいもない会話などを通じて、来場者にアバターでの交流を楽しんでもらった。
地上波を観て初めてメタバースを経験する来場者が多いなか、親切なガイドが好評を得た。スタッフの中には、ドイツからアクセスしている方や、障がいがある方もおり、年齢、性別、国境、障がいの有無など違いを超えた新しい働き方も創出できた。
※運営スタッフは「メタジョブ!」というサービスを通じてアバターで働いていた。
今回の中京テレビ24時間テレビは、誰もがフラットで交流できる場を作りたいという想いでメタバース会場を開催した。また、地上波を通して、これまでメタバースにリーチしていなかった視聴者に、少しでもメタバースの存在を知ってもらうことが出来たのではないか。