エム・データ、AWS Data ExchangeにてTVメタデータの提供を開始 TVの効果分析を可能に!
編集部 2022/6/8 18:30
株式会社エム・データ(本社:東京都千代田区)は、アマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)と連携し、AWSが展開するAWS Marketplaceで提供されているAWS Data Exchangeを通じてTVメタデータの提供を開始した。
この連携により、AWSの顧客はTVメタデータにアクセスし、TV-CMや番組の露出効果の分析やさまざまな予測、メディアプランなどでデータ活用ができるようになる。また、企業のマーケティングの活動量として、株価の先行指標、上昇シグナルなどの活用が注目される。銘柄別の放送量を時系列で集計すれば、TV指数として指標化や、視聴者の感情に影響を与えるTV情報でもさまざまな切り口で投資の判断ができるようになるほか、他のデータと組み合わせた新たな指標化も可能になる。
今後もエム・データは、テレビの価値やメディアパワーを高めると共に、データコラボやマーケティング利用等の活用の促進を目指していく。
■「TVメタデータ」とは?
株式会社エム・データでは、主に関東・中京・関西エリア(※1)のテレビ局で放送されたTV番組やTV-CMを、テキスト化・データベース化した「TVメタデータ」を構築しており、TVメタデータ入力センターでは常時40名前後の専属スタッフが24時間365日オリジナルのデータ収集システムを駆使してデータ生成を行っている。
TVメタデータは主に4種に区分され、「①番組データ(番組放送内容)」「②CMデータ(広告出稿内容)※1:CMデータでは主要BS局および全国全地上波もカバー」「③アイテムデータ(番組で紹介された商品情報)」「④スポットデータ(番組で紹介された店・宿・観光地等の情報)」で構築されている。番組・CM以外のTVメタデータや関東以外の放送エリアデータは、AWSに順次追加・拡張する予定。
■AWSについて
AWS Marketplaceは、8000件以上の商品リストで構成される厳選されたデジタルカタログであり、50カテゴリーあるサードパーティ製ソフトウェアの検索、テスト、導入、管理が行える。このサービスは世界で24のAWS領域で展開されており、そこでお客様はソフトウェア製品を一元的に検索・比較でき、AWSのコンソールパネルへのログインしてわずか数分で、事前構成済みのソフトウェアを迅速に起動できる仕組みだ。
AWS Data Exchange を利用すると、クラウド内の第三者のデータを簡単に利用できるようになる。購入後、AWS Data Exchange APIを使用してAmazon Simple Storage Service (S3)に直接データをロードし、さまざまな AWS分析および機械学習 (ML)サービスを使用して分析することができる。