日本テレビ×テレビ朝日、2023年8月「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」を連携放送
編集部 2022/5/30 18:30
日本テレビとテレビ朝日は、2023年8月、沖縄で開幕する「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の模様をBS日テレ、BS朝日にて連携して放送するともに、両局の番組やアナウンサーが局の垣根を越えてコラボし、大会に向けて連動PR等も展開していくことを発表した。
4年に1度、夏季五輪の中間年に開催される「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」。32か国が参加しバスケットボール世界一を争う今大会は、史上初の3か国共催で開催される。
世界の強豪国の壁は高く、日本はこれまで1次ラウンドを突破したことがない。しかし、昨年7月には当時世界ランキング7位で東京五輪・銀メダルのフランス代表に勝利するなど、史上最強との呼び声も高い日本代表。NBA所属の八村塁選手や渡邊雄太選手などを中心にチーム一丸で海外の強豪に挑み、新たな歴史を作ることができるのか、注目される。
■「FIBAバスケットボールワールドカップ」における日本チームの成績
1963年ブラジル大会:13位(13か国参加)
1967年ウルグアイ大会:11位(13か国参加)
1998年ギリシャ大会:14位(16か国参加)
2006年日本大会:17位(24か国参加)
2019年中国大会:31位(32か国参加)
東京五輪でバスケットボール女子日本代表を史上初の銀メダルに導いたトム・ホーバスが、東京五輪後、男子日本代表ヘッドコーチに就任。ホーバスJAPANは「3ポイントシュート」「ハイスピード」「粘り強いディフェンス」3つの柱を掲げ、強化をはかっている。日本が開催国として1次ラウンドを戦う沖縄アリーナは、今年、2月にホーバス体制初勝利をあげた会場。縁起のいいアリーナで東京五輪・女子日本代表を超える快挙を狙う。
■トム・ホーバス ヘッドコーチのコメント
選手達の気持ちがとても強いので、本当に楽しみです。
メンタルタフネスとハングリー精神が必要なワールドカップでの戦いは、おそらくオリンピックより難しいです。ただ、チームワークや速さ、細かいことをキチンとやれるのが日本の強い部分ですので、日本はもっともっと強くなると思います。応援が選手たちのエネルギーになるので、ワールドカップ会場の沖縄アリーナが満員になってほしいと思います。
私にとってセカンドホームである日本での開催は最高です。日本のために、いいチームを作りたい。楽しみです。
■渡邊雄太選手(トロント・ラプターズ)コメント
世界の一番を決めるワールドカップで、世界の強暴国相手に勝てるような、日本を見せていきたいと思っています。自分の国で開催してもらえることはありがたいことですし、いつも日本から応援してくれているファンの方々の前でプレーできることをとても楽しみにしています。
2019年中国大会の5連敗を忘れていないですし、東京2020オリンピックの3連敗も一切忘れていません。負けることがすごい嫌いですし、その悔しさを忘れずに、しっかりと受け止めて、ワールドカップまでの1年間の準備に活かさなければならないと思っています。
「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」大会概要
【開催国】
日本(沖縄)・フィリピン・インドネシア
【大会期間】
2023年8月25日(金)~9月10日(日)
【スケジュール】
■1次ラウンド:32か国を8グループに分けて総当たりで対戦。
各グループ上位2か国が2次ラウンドに進出。
各グループ下位2か国は17-32位順位決定戦へ。
■2次ラウンド:16か国を4グループに分けて総当たりで対戦。
各グループ上位2か国が決勝ラウンドに進出。
■決勝ラウンド: 8か国がトーナメントで優勝を争う。