岡山放送、「OHKアプリ」キャッチコピーを「ニュースでおこづかいアプリ」に刷新し1周年で2万ダウンロード達成
編集部 2022/5/18 16:30
岡山放送(岡山市北区)は、5月1日(日)に同社の公式スマートフォンアプリ「OHKアプリ」がリリースから約1年で2万ダウンロードを達成したことを発表した。
OHKアプリは、スマートフォンの普及により視聴者のメディア利用状況が大きく変化する中、ニュースや番組などOHKのコンテンツをテレビ以外でも届けるためのツールとして自社開発し、昨年4月末にリリース。ユーザーの利用動向に基づいて今年2月にキャッチコピーを「ニュースでおこづかいアプリ」に刷新し1年を経過して現在も日々のダウンロード数は増加傾向にあり、独自の成長を遂げている。
■特徴①「ポイ活アプリ」として圧倒的にエンゲージメントの高いメディアとして成長中
多くのユーザーが毎日何度もアプリを開き、スピードくじに挑戦するついでにニュースを読んでポイントを貯めている。ユーザーへのインタビュー調査によると、その場で結果が分かるスピードくじの「手軽な楽しさ」と、貯めたポイントを日常的に利用するWAONポイントやdポイントに「簡単に交換できる」ことがアプリを利用する動機づけになっているようだ。
その結果、リリース2ヶ月目には、はやくもOHK公式ホームページ(月間50万人)の月間PV数を抜き、1年弱で300万PVを突破。ユーザー一人当たりのPV数を比較すると、公式ホームページの約80倍という圧倒的にエンゲージメントの高いメディアに成長している。
■特徴②アプリ独自の広告手法により効率的なマネタイズと持続可能なポイントサービスを実現
ニュースを読んでエントリーするとポイントに変換できる「読んでポイント」の利用が急増。ポイントに変換する際に動画広告を見れば獲得ポイントが5倍になる 「仕掛け」の効果で、4月は約25万回の動画広告が視聴され、ポイント原資を補って有り余る持続可能なサイクルを実現している。
また、クレジットカード登録などの広告参加への対価としてポイントを獲得できるオファーウォール型広告の利用も月間数百件に成長しており、ディスプレイ広告と合わせると、1年弱でOHK公式ホームページの広告売上と肩を並べる程度に成長。ユーザー一人当たりの広告売上を比較すると、公式ホームページの約20倍という圧倒的に効率の良いマネタイズを実現している。
■特徴③若年層のヘビーユーザーが急増中
昨年11月末以降、1日に何回もアプリを開いてポイントを貯めている10~20代のユーザーが急増。ユーザーへのインタビュー調査によると、他の「ポイ活」サービスと併用しているユーザーが多く、昨年11月にポイント交換商品に追加した「スターバックス」「サーティワンアイスクリーム」のギフトチケットや「FamiPay」など、実店舗ですぐに利用できる商品に興味を持っている傾向が見られることが分かった。今後もより多くの若年層ユーザーを獲得するべく、コーヒーショップやドーナツ店、牛丼店などの有名チェーン店ですぐに利用できるオンラインギフトをラインナップに追加予定だという。
上記の通り、OHKアプリは、テレビビジネスにとって非常に重要な「高いエンゲージメント」「 効率的なマネタイズと持続可能な囲い込み」「若年層へのリーチ」という独自の特徴が育ちつつある。その原動力となっているのが「ポイ活」。魅力的な交換商品をフックに、アプリを毎日使って楽しみながらニュースを読んでもらう仕掛けが好循環をもたらしているようだ。
なお、OHKアプリでは、1周年と2万ダウンロード達成の感謝を込めて、スピードくじに参加すると豪華プレゼントが当たる「OHKアプリ感謝祭」を実施。キャンペーンは5月23日~6月26日の約1ヶ月間実施する予定とのこと。詳細はOHKアプリ公式ホームページで発表。