07 APR

ニールセン×ビデオリサーチ、「人」ベースでのテレビとデジタルのクロスプラットフォーム視聴者測定ソリューションを提供

編集部 2022/4/7 19:00

ニールセン デジタル株式会社(東京都港区、以下ニールセン)は、株式会社ビデオリサーチ(東京都千代田区、以下ビデオリサーチ)と共同で、クロスプラットフォームの広告視聴者測定ソリューションであるトータル広告視聴率(Total Ad Ratings、以下TAR)の提供を開始することを発表した。

TARは、テレビとすべてのデジタルデバイス(PC、タブレット、スマートフォン)にまたがる広告キャンペーンの非重複の視聴者数、リーチ、フリークエンシーを測定。ビデオリサーチの全国テレビCM視聴データ(業界標準テレビ視聴データのPMによる到達判定)とニールセンのデジタル広告視聴率(DAR)を組み合わせたTARは、広告主、広告会社や媒体社が、広告キャンペーンのテレビのみの視聴者、デジタルのみの視聴者、そしてテレビとデジタルを組み合わせてリーチしたクロスプラットフォームの共通視聴者数を把握することを可能にする。

これにより、広告主、広告会社やテレビとデジタルの媒体社は、テレビとデジタルメディアの各プラットフォームにおける「人」ベースでの広告視聴者のトータルリーチやターゲットリーチとフリークエンシーを、プラットフォーム間の重複を排除して把握できるようになり、テレビメディアとデジタルメディアがどのように連携して広告キャンペーンによる消費者リーチを獲得するかを、包括的に理解することができるようになるという。