博報堂DYグループ、広告×販促×店頭領域を統合するOMOソリューション「テレデジ・リテールONE™」を提供開始
編集部 2022/3/21 17:00
株式会社博報堂(本社:東京都港区)をはじめとする博報堂DYグループ9社の戦略組織である「ショッパーマーケティング・イニシアティブ™(以下SMI)」は、テレビ・デジタル広告領域、リテールメディアを活用して店舗送客を行う販促領域、売場強化を行う店頭領域を統合し、メーカーおよび流通企業の売上の最大化を目指すOMO(Online Merges with Offline)ソリューション「テレデジ・リテールONE™(ワン)」を開発。クライアント企業への提供を開始したことを発表した。
生活者と企業とのあらゆる接点がデジタル化し、常時・双方向でつながる時代、活用可能なデータも多様化し、企業の宣伝・マーケティング担当者は広告施策の費用対効果向上に向けた高度なマネジメントが求められている。そのための手段のひとつとして、生活者が商品やサービスを認知してから購買するまでのさまざまなコミュニケーション施策を効果的に連携することが重要だ。しかし、これまでテレビとデジタルとの連携、テレビと店頭をつなぐ流通企画、デジタル広告と効果検証をつなぐ施策などは個別に存在していたが、これらの施策群は分断されていた。
こうした課題に対してテレデジ・リテールONEは、テレビのリーチ力とデジタル広告、リテールメディアの購買見込層へのターゲティング配信によって認知から購買意向を喚起し、デジタル販促で来店を促進。流通企業と連携して売場を強化・拡大させることで売上の最大化を目指す。
さらに博報堂DYメディアパートナーズが有する運用型テレビ広告を実現するサービス「TV AaaS」、アドインテが強みとするAIビーコンを活用した「リテールDXソリューション」などを統合・活用し、各地域のテレビ局および流通企業と連携。広告・来店・購買の各データを活用することで、広告販促による販売貢献効果の可視化とPDCA運用を可能にするという。
「テレデジ・リテールONE」の強み
①テレビ×デジタル×リテール×効果測定までを統合して売上最大化を狙える
②各地域のテレビ局・流通企業と連携し、売場の強化・拡大を狙える
③広告・来店・購買データを活用し、広告販促の販売貢献効果の可視化とPDCA運用ができる