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TBS、インドNo.1のエンターテインメント放送事業社と協定を締結 海外エンタメビジネスを加速

編集部 2021/4/15 18:00

TBSは、インドの総合メディア会社「Zee Entertainment Enterprises」(ジィー・エンターテイメント・エンタープライジィズ、以下 ZEE)と番組の共同制作を含む総合的なビジネス協定を締結。その第1弾として、協業作品となるドキュメンタリー番組『The Spiceman Trails Asia』の企画開発に取り組んでいる。

TBSは、海外エンタメビジネスをグループ全体の成長戦略の大きな要素と位置づけ、イスラエルの総合メディア企業とのドラマ共同開発・制作、アメリカ企業との番組共同開発やトルコ市場への進出に続き、今回ZEEと協定を締結するなど、その取り組みを加速。また、その分野は番組だけに留まらず、海外における事業展開や投資戦略など視野を広げ、総合メディア企業としての地位確立を目指している。

ZEEは、インドNo.1のエンターテインメント放送事業社で、インド国内において11のローカル言語にて47チャンネルを運営。毎週6億人の視聴者を集める他、海外でも36の国際チャンネルを8つの言語で運営し、170カ国において5億人の視聴者を持つ。TBSと協働制作される番組『The Spiceman Trails Asia』は、アジア各国を巡り現地のスパイスの歴史や文化のほか、各地の景色や絶景スポットを巡る紀行ものドキュメンタリーシリーズ。アジア版の他、インド版やラテンアメリカ版も企画されている。

今後、両社は日本、インドに留まらず全世界に向けて、それぞれが得意とする番組コンテンツジャンルであるドキュメンタリー、ドラマ、バラエティ、映画などの共同企画・制作を主眼におき、両社の持つ幅広いエンターテインメントリソースを活用しながらその他の新規ビジネス機会を探っていくという。

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