08 DEC

DAC、デジタル×テレビの広告効果を可視化する統合モニタリングソリューション「LiftOne powered by AaaS」を提供開始

編集部 2021/12/8 14:00

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、以下「DAC」)は、デジタルメディアとマスメディアを横断した「デジテレ統合マーケティング」の推進を目的として、デジタル広告とテレビ広告の実績データを管理・分析する、統合モニタリングソリューション「LiftOne powered by AaaS」(※)を開発。テレビ広告効果の可視化に特化した機能を先行して提供開始することを発表した。

今回、新しく開発された「LiftOne powered by AaaS」(テレビモニタリング機能)は、テレビ広告の視聴データを管理し、効果分析ができるというソリューション。分析機能には、BI機能を兼ね備えた独自のUIを構築。テレビ広告運用で必要とされる分析指標やデータ可視化のフォーマットがあらかじめ用意され、広告実績データの統合・分析に際し、導入にコストや時間のかかる構築作業をせずとも、広告効果の分析・活用をスピーディーに実施することが可能だという。特徴は以下のとおり。

テレビモニタリング機能のイメージ

1.全体サマリ
テレビCMキャンペーン全体のKPI進捗と推移を確認。

2.放送局別サマリ
放送局ごとや放送局別の曜日時間帯ごとのレスポンス効率ヒートマップをもとに、KPIへの貢献度の確認だけでなく、次回出稿計画の最適化にも活用できる。

3.素材別・番組別サマリ
放映素材や番組と横比較することで、KPI進捗の要因分析が可能。

なお、デジタルモニタリング機能については、今後搭載予定とのこと。DACは、今後もデジタルとマスを横断したプランニング、バイイング、モニタリングそれぞれの領域で広告の効果を最大化するサービスの開発、提供に努め、企業の統合マーケティング活動の支援に取り組んでいくという。

※広告メディアビジネスの次世代型モデル「AaaS(Advertising as a Service)」について
広告業界で長らく続いてきた「広告枠の取引」によるビジネス(いわゆる「予約型」)から「広告効果の最大化」によるビジネス(いわゆる「運用型」)への転換を見据えた、博報堂DYメディアパートナーズが提唱する広告メディアビジネスのデジタルトランスフォーメーションを果たす次世代型モデル<商標登録出願中>

「AaaS(Advertising as a Service)」