TVer月間動画再生数、初の2億回突破！要因は「コネクテッドTV視聴の急伸」
編集部 2022/1/13 17:30
株式会社TVer（本社：東京都港区）は、民放公式テレビポータル｢TVer（ティーバー）｣の月間動画再生数が、2021年10月にサービス初の2億回（206百万回）を突破したと発表した。
■再生数は昨年同月比2倍、要因は“コネクテッドTV視聴の急進”
昨年10月のTVerの月間動画再生数は1億回（104百万回）で、今月の再生数は昨年同月比の約2倍に伸長。その大きな要因は、コネクテッドTV（以下、CTV）での視聴の急進にあるという。
※計測期間：2021年10月1日～10月31日TVer番組動画再⽣数(株式会社ビデオリサーチ調べ)
※放送局のキャッチアップサービスと他社プラットフォーム等を除く
※LIVE配信関連コンテンツは除外
CTVによるTVerの再生回数は、昨年同月比で3.2倍と大幅増。全体の再生数における割合は22.7%と2割以上を占め、PC（20.3%）を逆転した。
総視聴分数においても、本年10月は約48億分と、昨年同月（約24億分）の2倍に伸長するなど、その存在感は日に日に大きさを増している。
TVerでは初回視聴時に行うユーザーアンケートのデータをファーストパーティーデータとして活用しており、93.7%（ビデオリサーチ調べ）の高いターゲット正解率を誇る。これまでテレビデバイスへのターゲティングは難しいとされてきたが、TVerのデータを活用することにより、テレビコンテンツの視聴手段としてメジャーとなりつつあるCTVを通じたターゲティングが、より加速していくものと思われる。
■配信番組ラインアップは全国約400番組に拡大、アーカイブ・ライブ配信も拡充
さらにTVerは、再生数急伸のもう一つの要因として「配信コンテンツ数の増加」をアピール。
2015年10月に在京民放5局、約50番組からスタートした配信ラインアップは、現在、全国の放送局の約400番組へと拡大。アーカイブ作品の配信やライブ配信も拡充しており、これらによってTVerは右肩上がりの成長を続けている。今後もコンテンツの拡充と利便性の向上に努めていく方針だ。