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福島テレビ「はじめるでかえる」を合言葉にSDGsを推進

編集部 2021/9/16 16:00

福島テレビは、2021年9月14日に国連からSDGメディア・コンパクトへの加盟が承認されたことを発表した。
 

福島テレビは、令和元年から供用を開始した新社屋の全照明をLED化、雨水を貯めてトイレ用排水に使用するなど環境に配慮した企業活動を推進。加えて「健康」の観点からSDGsを推進すべく、「減塩メニュー」の開発・販売を支援する等、塩分摂取量の多さや平均寿命の短さが目立つ福島県民の健康的な生活をサポートしている。

福島テレビ

また、スポーツの全国大会や国際大会で優秀な成績を収めた福島県内の小中学生・高校生を表彰する「FTVジュニアスポーツ大賞」や、未来のトップアスリートたちを応援する自社制作番組『君こそ明日リート』など、「子どもが主役」となるイベントを通じて子どもたちの健やかな成長も応援している。

平成23年3月11日の東日本大震災、令和元年10月の東日本台風、令和3年2月の福島県沖地震など、県内に甚大な被害を及ぼした自然災害・気候変動に対応すべく、福島テレビは専門家・防災士を交えた情報発信を行ってきた。令和3年9月には、水害リスクから住民の生活と命を守ることを目的に、阿武隈川流域17市町村と防災情報発信等に関する協定を締結。これからも、有事の際の備えを継続的に発信していくという。そして今後は「はじめるでかえる」を合言葉に、ニュース・情報番組をはじめ、啓発スポットやPR活動を通してSDGsの推進を目指すという。

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