テレビ新広島、「メディアファクトリー」のコンセプトのもと新本社ビル稼働
編集部 2021/2/21 18:00
株式会社テレビ新広島(本社:広島市南区出汐2丁目3番19号)は、去年7月に竣工した新本社ビルからの放送を2月22日(月)より開始すると発表した。
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新本社ビルは、重大災害発生時でも放送・番組制作の継続を可能にするBCP(事業継続計画)機能を強化し、制作スタジオの大型化・報道専用スタジオの新設などコンテンツ制作機能を充実。「メディアファクトリー」のコンセプトのもと、働く人の意欲と生産性を高め、良質なコンテンツを生み出すべく、新本社ビルの稼働を契機に、地域に信頼される報道機関、創造するメディアとして更なる社会貢献を目指していく方針だ。
【新本社ビルの特徴】
①1BCP機能の強化
・基礎免震構造(耐震性能グレード「JSCA 免震特級」相当)
・最大3m級の浸水を想定し重要放送設備を上層階に配置
・電源引込の2系統化
・7日分の電力供給が可能な自家発電設備
・200名7日分の飲料水、雑用水、排水貯留の確保
②放送、制作機能の強化
・制作スタジオ大型化と付帯施設(出演者控室、調理室等)の充実
・報道専用スタジオの新設
・番組制作関連部門をワンフロアに集約
③オフィス機能の充実
・本館、新館に分散していた本社機能を新本社ビルに集約
・将来の変化にフレキシブルに対応可能なオープンフロア
・高度情報化への対応(通信無線化、OAフロア等)
・クリエイティブルーム、リフレッシュルーム等の快適で創造的なスペース
④共通機能
・平和の象徴「折り鶴」をイメージしたスタイリッシュな外観デザイン
・省エネ、省資源性能の向上(広島市環境評価 CASBEE・Aクラス取得)