フジテレビ系列28社がテレビ視聴データ収集と分析を行う「FNS視聴データ利活用プロジェクト」開始
編集部 2020/5/20 18:00
株式会社フジテレビジョンを含むFNS(フジネットワーク)系列28社は、5月26日(火)から、インターネットに接続されているテレビを対象として、視聴データ(番組の視聴時刻情報、IPアドレス、受信機を識別するために発行する情報、受信機に設定されている郵便番号、および放送局を識別する情報)の収集・分析を行う、「FNS視聴データ利活用プロジェクト」を開始。視聴者の視聴状況の調査・分析を行い、放送サービスの向上、より良い番組の制作、番組広報・宣伝への利用、および広告配信やマーケティング活動の参考とすることが目的。
「FNS視聴データ利活用プロジェクト」視聴データの取り扱いに関するポリシー(一部)
■視聴データ収集開始
2020年5月26日(火)~(分析開始は6月1日(火)~)
※全放送時間中の視聴データを収集
■視聴データの収集主体
各地域のFNS系列局
■対象番組
各地域のFNS系列局が放送しているすべての番組が対象
■収集するデータ項目
・番組の視聴時刻情報
・テレビ受信機IPアドレス
・対象機器を識別するために発行する情報
・対象機器に設定されている郵便番号
・放送局を識別する情報
※収集する視聴データは以上の通りで、個人を特定する情報は含まれていない。加えて、データ処理過程で個人を特定することができないようにする措置をとっている
※FNS系列各局以外の視聴や録画による視聴は含まれない
※インターネット回線を利用して収集するため、対象となるのはインターネットに接続しているテレビのみ
■視聴データの収集方法
・対象機器を識別するために発行する情報
・番組の視聴時刻情報
・テレビ受信機IPアドレス
・視聴データ提供を視聴者が停止したことを識別する情報
・放送局を識別する情報
※視聴データの収集のために、以上の情報をテレビ受信機内のデータ記憶領域に保存
■視聴データの利用目的
・視聴者の利便性向上
・放送サービスの向上およびより良い番組の制作、番組広報・宣伝
・広告配信やマーケティング活動の参考